深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

大事件よりも/情報前線時代・60

殺人等の大事件。
心に影響を与えている?
やり過ごしたとしても、無意識を荒らしているはずだ。
が、スマホで小刻みに発信・受容するほうが、多大な影響を。
コミュニケーションの在り方を変化させたのだから。

▲『また訪ね、訊ねた』(写真)
木。
また、訪ねた。
言葉にはしないで、身心で訊ねていたのか。

www.youtube.com【常識と身体事情/今日も少しだけ】
「トイレには行かないのっ!」
 食堂で、大きな声での叱責に出遭った。
 食事中だったのである。
 それは、そうなのだろう。

 が、「どうなのかな」と。
 いぶかしんだのである。
 怒られたのが、多少の介護が必要な高齢者だったからだ。

「出物腫れ物所嫌わず」
 そう、言うではないか。
 相手は高齢者、ただでさえ、排泄の間隔が短くなっているのだ。

 そもそも、排泄できるだけでもいいのではないか。
 高齢者の便秘等々、深刻な場合もあるのだから。

 介護とは、護ることを介して、人とつながっていくこととも考えてきた。
 つまりだ。
 いわゆる世間常識で、一刀両断していいものかどうかというわけだった。

 それにしても、衆人もはばからずの大きな声。
 最近、ますます、「とほほ」と。

 というのも、わたしも含め、高齢者ともなれば、静かに落ち着くことを願っているからだ。
「明るさと、にぎやかさは違っていることを、分かって欲しいよな」と脳内で呟いていたのである。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「あらま」】
 窓の外。
「あらま」
 雪が、舞っていた。

 外へ出る。
「さぶっ」
 冬が再びか。

 結果、外出は中止し、閉じこもって、たまっていたことを少しだけ、整理した。
 積読本の片付けも含めて。

 佳き日々を。