深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

十分の基準/令和問わず語り・143

感じる、想う。
「気分がよいだけで十分なんじゃあないのか」と。
見渡そうとしただけで、落ち込むような事態ばかりか。
戦争に目をつむらず、今朝の気分をよくしていく?
困難で善悪さえ分からなくなる日々か。

▲『秋来訪』(写真)
近隣の公園で。
「秋だな」
とはいえ、肌寒いか、薄ら暑いかの両極。
自然もデジタル化である。

www.youtube.com▲最初、誰なのか、分からなかった。
 ガーファンクル親子らしい。
 老いの実相か。

 

【まだまだ読みたい本だらけ/今日も少しだけ】
 気になる本があった。
 森崎和江氏の『闘いとエロス』(月曜社)である。
 1970(昭和45)年に三一書房から初版が出た本である。

 読みたいと想った理由は、簡単だ。
 時代は変わり、谷川雁への追悼文が掲載されているというのである。
「すごいこった」

 ウェブで見ると、価格が高い。
 さりとて、古本屋を渡り歩く時間が今はないうえに、そもそも体力もないだろう。

 その後、本の存在をすっかり忘れていた。
 が、新聞記事で森崎氏のことが書かれてあり、「あっ」と。
「そうか、図書館でリクエストすればいいんだよな」と、今さらながらに想ったのだった。

 早速、図書館に出向く。
 リクエストの旨を伝えた。
 司書の方がしばし、パソコンで調査を。
 そうして、こう言ったのだった。

森崎和江さんの最後の著作だったのですね」

 わたしは、「えっ?」と感じつつ、うれしくなっていた。
 森崎和江氏をあきらかに読んでいた方と想われたからだ。

「実は、この本の中に、追悼文、それも」と言い掛けてやめた。
 長くなることは明らかだったからである。

 どうか、今日も、ご無事で。

 本はまだ、届いていない。
 生憎、館内整理が続いているのだった。


【追記/「さてっと」】
 相変わらず、代々木の特ダネが続いている。
 が、議席数は減少するとの予測。
「なんじゃらほい」
 佳き日々を。