深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

疎外感/当世労働者覚書・148

賃労働から逃れられない日々。
続けるために大切なことは?
要は、やったかいがあったかどうかだろう。
渇いた喉を潤す如く、成果が伝わっていくといいのだったが。
そうでなければ、疎外感はさらに募るばかり?

▲『親亀の背中に』(写真)
♪親亀の背中に子亀を乗せてえ
子亀の背中に孫亀乗せてえ
孫亀の背中にひい孫亀乗せてえ
親亀こけたら
子亀孫亀ひい孫亀こけたあああっ
ま、ひと言で、「親亀こけたら、みなこけた」。
みたいなニッポン・チャチャチャ?

▲『妙な塔』(写真)
緑の上。
妙なものがニョキニョキと。
東京タワーに対するような想い入れはないなあ…。

▲『板に願いを』(写真)
星ではない。
板にだ。
多くの人たちが願い、祈っていた。

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www.nicovideo.jp【今日も少しだけ】
■実はあれこれに、手を出していきたい。
 そうでないと、狭まっていくからだ。
 とはいえ、日々、賃労働に追われる高齢者なのだったが。
 それでもなおと。

■ゆるんできた。
 だらしなくもなってきたなと。
 加齢だけではないか。
 実際、わたしと同年齢でも、具体的にも比喩的にも走っている方はいる。

相倉久人さんは、持続力に重きを置いてはいなかった。
 むしろ、スパッと切ってしまうほうが、難しいと。
 確かに。
 もちろん、人によって違うのは分かる。
 が、今のわたしにとっても、持続よりも難しいのは、切断か。
 そも、持続は工夫で何とか凌げるケースもあるのだから。
 いい加減とも言えるか^^。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「えっ?」】
 合掌。
 久しぶりの休みに訃報。
「まいったなあ」

 宮谷一彦さんが亡くなったというのだ。
 新聞にも訃報が。
 これには驚いた。

 以前、記したことを再掲したい。
 こうだ。

 ■マンガ、中でも、宮谷一彦氏の存在は大きい。
 単独の単行本が出たときは、書店へ慌てて出向いたはずだ。
 とにかく、10代のころ、ロックと並び、リアルだったのがマンガである。
 ■最近、宮谷氏の描いた『ライクアローリングストーン』(フリースタイル)が初の単行本となったときには、たまげたものだ。
 ディランのノーベル賞には、それほど驚かなかったものの、何が起きたのかと。
 ■著者には、高校生のころ、お話をうかがったことがある。
「迷惑だったろうなあ」と。
 頭部打撲で入院、無事に退院できた後だったか。
「君は君の場所でがんばるといい」
 そう言われた記憶が、半世紀以上経っても明確にある。
 まだ井戸が設置されたアパートでのことだったと想い出す。
 ■今もなお、新作を待ち続けているマンガ家の方なのだった。
 矢作俊彦氏との対談では、描いていると言っていたが、その後、どうなったのだろう?

 新作は読めなくなったというわけか。
 どうなのだろう…。
 合掌を幾度も。
 佳き日々を。