深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

解放だなんて/マザーネイチャー・85

特に希望はなかった。
強いて言えば、小さなテーブルがあればいい。
しなやか、かつ堅牢な椅子に座り、熱くて濃いお茶を飲むために。
眼前には空と海、大地。
額縁を必要としない感覚に、自ら捕まっていくのだ。

▲『富士さま』(写真)
生憎の曇天続き。
富士さまがうかがえてはいたが。
「いいよなあ、これもまた」

www.youtube.com▲過日、張り付けたばかりだ。
 とはいえ、ラジオでかかり、あらためて張ることにした。
 初めて聴いたときから、「いいぞ、いいぞ」と。


【少しは想う/今日も少しだけ】
 価値の判断。
 大切だろう。

 ただ、実は、選択肢をどれだけ開示できるのかのほうが、重要なのだ。
 そのほうが、豊かではないのかと。

 まるで、正しさを強く主張するより、やさしさ、親切さのほうが、暮らしに、つまり生き延びていく土台として、必要なように。

 そうしたことを何となく想っていた。
 少しだけ、雨に打たれた帰路に。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 眠い。
 睡眠不足だ。

 が、明日は、賃労働の現場で組ましていただく方が、年下の師匠筋の方だけに、安心していられるのだった。
 よって、少しだけ夜更かしを。
 佳き日々を。