野良という言葉と出逢う。
その世界には、否定・肯定、両者の意見があるようだ。
わたしは、「いいなあ」と文字を見て想った。
野は良し、野が良し、野の良し…。
野良として、のらりくらりやっていくのも手だ。
www.youtube.com▲1933(昭和8)年生まれの、老いた歌手。
「秋になっても木に残っている最後の葉っぱが、自分の強さを誇り、いつまでもそこにい続けることを歌っています」とのこと。
「ま、無理なんじゃね」と感じつつ、切実。かつ誠実な感覚を覚えた。
何より老いならではの声があるなと。
今朝のラジオでかかったようだ。
作者は、下方に張り付けたトム・ウエイツ。
【いい手はないものか/今日も少しだけ】
誰かが、書いていた。
東京都の火葬代が他の地域より、高いと。
一読、たまげた。
他の地域との比較した表を見て、「これが事実なら、やべえよな」と。
困ったものだ。
死ぬに死ねない現状。
わたしは、想ってきた。
死んだら、燃えるゴミで出してもらって構わないと。
現実では無理なのだろうが。
死んだら、他者に任せるしかない。
そのとき、負担にならないよう、「生ゴミでもいいよ」と。
幾度か、記してきたか。
それ以外のいい手があるのなら、それに即、乗りたい。
生きている間だけ、生きているのだ。
その生は、死とともにあるのだが、とにもかくにも死んでも生きていると言える人々も多い。
偉人を含め。
そうしたことを想いつつ、死ぬのも一大事業だなと。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「さてっと」】
高倉健氏は、山本周五郎氏のファンだったという記事を読んだ。
嘘偽りがなく、ごまかしもないことを本尊とする庶民の姿。
高倉氏が惹かれたのは、彼にもつかざるを得なかった嘘偽りがあり、ごまかしもあったからなのか、どうかと。
いや、あったからこそのファン。
そこが、「いいなあ、健さんっ」と。
佳き日々を。