2015-05-01 煙となった人へ/ラブソング・75 いつまでも見送っていた。 お前と別れた場所で。 いつまでもいつまでも、いたのだ。 空腹であっても構いはしなかった、どうせ食欲は失せていたから。 結局、帰路についたが、今もいるのだ、あの喉を突く場所に。