深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

分からない/死を想う・82

仮に死を誠実に描いたとする。
が、正確かどうかは分からないし、もしも、ありとあらゆる領域に向かって正確に描いたとしよう。
が、どうなのか。
つまり、こういうことだ。
描いた人は確認はできないのである。

▲『この場所』(写真)
何の変哲もない場所。
だが、とても気に入ってしまった。
呼吸がしやすかったことも誘因か。

www.youtube.com▲この唄を初めて聴いたとき、「へえっ」と。
 プログレシッブロックの人たちが、「泣き節のフォークロックかよ」と。
 が、哀切は、確かに届いたのである。


【AIという新たな南北問題①/今日も少しだけ】
 もう一度、掲載しておきたい。
 友人からのメールを、だ。
 実は、『AIの不都合な真実』というNHK・BSの世界のドキュメンタリーを、遅ればせながら観たからだ。

www.nhk.jp 友人が、正確に活写していたことに感嘆し、再掲する次第である。
 こうだ。

>先日放送された『AIの不都合な真実』というのを観た(今年、フランスで制作)。
 番組冒頭では、イーロン・マスクをはじめとするAI関連企業の人達が登場し、例によって明るい未来について語っていた。
 しかし、AIにはデータを入力するための多くの人材を必要しているが、AIの素晴らしさを強調するために、この事実は表には出ない。
 少なく見積もって、1億5千万人、もしかしたら4億3千万人はいると云われている。
 自動車の自動運転を見ても分かる通り、日々、状況は変化するので、常にアップデートが必要なのだ。
 データ入力作業は、ケニアをはじめとするアフリカ諸国やグローバルサウスの国々に、極めて劣悪な条件下でアウトソーシングされている。
 これは、最初からそのように設計されているビジネスモデルで、巨大IT企業は、末端の作業員を搾取することで、莫大な利益を上げている。
 AIに適切不適切を学習させるために、不適切な映像(殺人現場やレイプ)を見続けさせられて、心を病んでしまったケースもあったという。
 こうしたヨゴレ仕事を押しつけられるというのは、アパルトヘイト、あるいは植民地主義と同じだという見方もある。
 さらに、データセンター等のAIインフラは、あまり知られていないが、鉱物資源や電力を膨大に使用するので、相当、環境に負荷を与えているという問題もある。
 この番組の最後のテロップには、こう記されていた。
「この番組の制作にAIは使用していません」

 以上だ。
 有史以来、続く搾取の構造。
 今や、明確な図式化さえ難しいのだろうか。

 いずれにせよ、新たな南北問題である。
 南北問題とは、当のAIに聴けば、こうなる。
>南北問題とは、北側に位置する先進国と、南側に位置する発展途上国との間の経済的、社会的格差を指す問題です。
 特に、貿易や開発援助における不公平、貧困や飢餓、環境問題など、様々な問題が関連しています。

 現在、「去年と比べて格段に進化・深化しているAIを駆使できなければビジネスチャンスを逃す」云々の言説が跋扈している。
 が、「冗談、きつ過ぎるよな」と。
 まずの足もとを見れば、とんでもない事態なのだったが。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 かつて自宅にプールのあった人。
 とんでもない金持ちだったのだろう。
 が、幸せそうに見えなかったあたりが、「何だかなあ」と。
 佳き日々を。